デロリアンに乗って過去の自分に会いに行く

私は映画館に映画を観に行くことはあまりしないが、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だけは特別だった。シリーズが出るたびにワクワクしながら映画館に向かったものだ。バックトゥザフューチャーシリーズの考え込まれたストーリー性の部分やキャストの強烈な個性など私の中ではもっとも面白かった映画である。

その中でもバックトゥザフューチャー2が一番印象に残っている。過去のある時期に、青年の頃のマーティがいてそこに少し前のマーティがいてさらに現在のマーティがそこに現れる。同時期に3人のマーティが絡み合う秀逸な展開に衝撃を受けたのを今でも覚えている。

シリーズ化されている映画で、パート2がパート1を超える面白い映画は私の中でバックトゥザフューチャーしか見当たらない。

そんなバックトゥザフューチャーシリーズを観ているとデロリアンが欲しくなる。いや厳密に言うとドクが欲しくなる。彼と一緒にデロリアンに乗って旅が出来たらさぞかし楽しいだろう。

ここで問題に挙がるのはあなたなら過去、未来どちらに行きたいかということだ。私は断然過去に行ってみたい。過去に行けるとすれば、ビフの行動を参考に株やFXの情報を過去の私に提供して、ビルゲイツと肩を並べる程のミリオネアに這い上がり、その地位を利用して私が描く理想的な女性と結婚を成し遂げるという魂胆だ。

しかしそんなことばかり考えているとバチが当たりそうなので、せめて過去の私にアドバイスだけでもさせて頂きたい。過去の私がこの文章を読む機会があるのなら、現在の私の忠告に耳を傾け実行することで婚活でもがいている現状から抜け出し、バラ色の人生を送っているかもしれないのでよく耳をかっぽじって聞いてくれ!

12年前の私、当時付き合っている彼女はイベント好きだ。付き合って1週間記念日から始まり、1ヶ月記念日、1ヶ月半記念日、2ヶ月記念日、彼女の誕生日、挙句の果ては彼女の母の誕生日まで祝ってあげることになる。せめて1ヶ月半記念日の時点で踏ん切りつけて別れたほうが得策だ。さもないと友達からお金を借りてまで記念日を祝うことになるぞ!

7年前の私、1月3日に実家の近くのセブンイレブンに行くときは注意が必要だ。久しぶりに自転車に乗ったからといって調子こいてスピード出しすぎているぞ!店に着く寸前で自転車が溝にはまり、吹っ飛ばされて顔中血まみれだ。買い物もできず実家に帰ると親や兄弟がお前の顔を見て悲鳴をあげるぞ。正月早々身内を驚かすな!

3年前の私、姪っ子にせがまれて金魚すくいをやらせてあげることになる。そして思いのほか姪っ子は金魚すくいが上手で何匹かもらえることになる。何故か私が飼うことになるが、嫌々飼った金魚が今では話しかけるくらい愛おしくなるぞ。姪っ子に感謝しろ。

そして最後に、12年前に付き合った彼女の次に付き合った彼女はもっと大切にしろ!お前には勿体ない位良い女性だぞ。その娘を大切にしていたら今の状況は変わっていたかもしれないな。 以上