彼氏はプロ・・・パート2

本サイトが「婚活方法の選び方」のサイト内の「男性向け婚活ブログおすすめ9選!必ず婚活に役立つブロガーを厳選紹介!」に紹介されました!

 

彼氏はプロ・・・の続き

洗濯を彼氏に任せるとお気に入りの服がどんどん着れなくなるし、食事も自炊してくれないので食費がかさんできてしまい、結局、掃除以外はすべてTさんがやることになった。

以前から薄々感じていたが、Tさんはここで確信した。

「こいつ プロヒモ男だな」

そうとなれば一刻も早く出て行ってもらいたい。Tさんは「機嫌の悪そうな態度」をとったり、「話しかけられても無視」したり、「納豆を食べた後すぐにキス」をせがんだりして嫌われようと努力したが、相手はプロ、そんな子供じみた態度が通用するはずもなく、ただひたすら彼氏をスマホゲームに熱中させる行為に過ぎなかった。

この時点でTさんの気持ちはすでに彼氏から離れていたが、今すぐにでも別れたいと思う決定的な事件が起きた。

ある日、Tさんがシャワーを浴び終えてリビングに向かうと彼氏がひっそりと何かをしていた。そっと近づいてみると、彼氏は自分の足の指のツメを噛んでいた

「ギャヤァ~ア~ 気持ちわるぅ~」

と心の中で叫んだTさんだったが、実際は衝撃的すぎて声がでなかったらしい。

普段から彼氏のツメを噛む癖は知っていたが、まさか足の指のツメまで噛んでいるとは思わなかったようだ。しかも彼氏が足のツメまで噛めるほど体が柔らかかったことも衝撃を受けた。

すると彼氏は気配を感じたのか後ろを振り向くとTさんがいたので、一瞬びっくりした顔をしたがすぐに元の体勢に戻って何もなかったように、

「さぁーシャワーでも浴びてこようかな」

と言って再び顔を合わせることなくそのまま風呂場へと消え去った。

そう、お気づきだとは思うが、彼氏はまだシャワーも浴びていない雑菌まみれの足の指のツメを噛んでいたのである

完全にドン引きしてしまって鳥肌が立ったまま治まらないTさんは、二度と彼氏の顔を拝みたくないと思い、彼氏がシャワーを浴びている間に持てる分だけバッグに詰め込み、部屋を飛び出した。

飛び出したその足で向かった先は友達の家だった。Tさんは以前からその友達には彼氏のことについて事細かく話していたので、温かく迎え入れてくれた。

その後のTさんは友達の協力のもと、彼氏との別れを加速していった。

Tさんは自分のマンションには帰らず、友達の家に住まわせてもらっていた。そして毎日、鬼ほどやって来るLINEを完全に放置し、彼氏がLINEを送って来なくなるまでひたすら待ち続けた。

3日もすると彼氏は諦めたのかLINEは来なくなった。飯の種であるTさんがいなければ、プロヒモ男の本領が発揮できなかったのであろう。持ち金もほとんどなかったはずなので出ていくのは時間の問題だったようだ。

LINEが来なくなってからしばらく経って、夜中Tさんは友達と一緒にTさんのマンションに向かった。外から部屋の明かりを見ると暗かったので、彼氏が部屋にいないことが確認できた。早速、自分の部屋に戻り必要な物を持ち出して翌日にはマンションを解約した。全てを清算したかったようだ。

Tさんが言うには、彼氏はTさんの勤め先も分かっていて、待ち伏せをすればすぐに捕まっていたのに、そういったストーカー行為は一切なかったのが唯一の救いだったらしいのだ。

それを聞いた私は、

「やはり彼氏はTさんのことが好きだったのではなく、Tさんに養ってもらう気マンマンのトップオブプロヒモ男だったと実証できたね」

と言えるはずもなく、心の奥底にそっとしまっておいた。

こんな希少な経験を聞かせてもらえたことは有りがたかったが、まだ2回しか会っていない連中に話す内容としては少々ヘビー過ぎたような気がしてならない。

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です