Rさんとの3回目のデート

3回目のデートのアポともなると、お互い手慣れたラインのやりとりでスムーズに事が運んだ。

今回は私が自信を持って紹介できるメキシコ料理店へ行くことになった。メキシカンフードと聞くと「辛い」というイメージが付きまとうが、辛くないメニューも沢山あったり、今回行くお店は辛くないチリソースも用意されている。

「刺激に弱い」うすしおにとっては、メキシカンフードを思う存分堪能できるお店となっている。

美味しい料理が提供されるのはもちろんのこと、雰囲気もバツグンでお客の半数が外国人だった。まるで海外旅行の途中で立ち寄ったお店に入店したような錯覚に陥る感じであった。

メニューもあまり馴染みのない料理名などが出てくるため、何度も訪れている私が、「ここぞ」とばかりに細かく説明をして「ドヤ顔」ができる唯一の見せ場となっていた。

Rさんは本格的メキシコ料理店に来たのが初めてだったので、私がオススメした前菜のワカモレチップス(アボカドディップにつけて食べるチップス)にとても感動したようで、

「初めて食べたんですけど、ワカモレってホントに美味しいですね!」

とお褒めの言葉を頂いた。

褒められるともう止まらない。一度も注文したことがないサボテン入りの料理を注文した。何故かというと、未知の料理を体験して「美味しい!」と言ってもらい、そして自分の株を上げるといった打算が働いたからだ。

そんな考えとは裏腹に、Rさんの反応は

「へぇー サボテンって食べられるんですね」

と期待した答えは返ってこなかった。

サボテン自体に味があるわけではないので仕方ないが、それにしてもこの料理の味付けが私にとっては火を噴く程辛くて、汗が噴き出てきたので退席してトイレで「お顔直し」した程だった。

それでも、辛かった料理以外の料理はどれも気に入ってくれて紹介した私も満足いくものとなった。

異国のフード店は婚活のデートスポットとして最適な場所だと改めて感じた。話のネタが随所に散りばめられていて、会話が弾むこと間違いない。

あるテレビ番組で、今後はロシア料理が流行ると言っていた。ロシア料理はビーフストロガノフやピロシキなど日本でも有名な料理から、アズー、ラッソーリニク、ドラニキなどあまり馴染みのない料理まで美味しそうな料理が山ほどある。先取りして食べに行こうかなと計画を立てている。

まずは手始めに、これを買ってみた。

 

本物のボルシチを食べたことはないが、この「ぼるしち」ドリンクを飲んでみると何ともビミョーな味わいが口の中いっぱいに広がった。例えるなら、ミートソースを水で薄めた感じのものとなっている。

ミートソースに目がなく、以前から飲み干してみたかったと思う方にとっては「神飲料」だと思う。

話は大分逸れてしまったが、Rさんとの会話は相変わらず楽しかった。今回は野球の話で盛り上がった。

しかし、楽しかった会話がある話をキッカケに思わぬ展開となってしまった。

Rさんとの3回目のデートパート2へ続く